ANZ/井上裕起/umao/Yeka Haski/ESOW/沖冲./小倉ゆい/神出謙/Kamerian./Keeenue/シモダヨウジ/デハラユキノリ/とろろ園/波磨茜也香/ミック・イタヤ/モニョチタポミチ

VINYLS exhibition

2024.7.19 〜 2024.7.29

このたびOIL by 美術手帖では、7月19日(金)〜29日(月)にかけて、「VINYLS exhibition」を開催します。

本展では、ソフビスタジオ「中空工房」が手がけるアートピースブランド「VINYLS」の最新アートピースと、参加アーティストによるオリジナル作品を展示・販売します。
株式会社ケンエレファントが運営する「中空工房」は、ソフビ製作をメインとした工房として2018年に東京都墨田区にて始動。同工房では、現代アーティストやイラストレーター、グラフィティアーティストなど、様々なジャンルのアート作品の立体化を行なってきました。また、2023年からは中国の協力工場での製作も並行して行い、国内製作では実現が困難な作品の立体化も手掛け、ファンを増やし続けています。

本展では、中空工房が手がけるアートピースブランド「VINYLS」のアートピースと、参加アーティストによるオリジナル作品を展示・販売します。参加アーティストは、ANZ、井上裕起、umao、Yeka Haski、ESOW、沖冲.、小倉ゆい、神出謙、Kamerian.、Keeenue、シモダヨウジ、デハラユキノリ、とろろ園、波磨茜也香、ミック・イタヤ、モニョチタポミチの16組です。

グラフィティ、イラスト、現代アートとジャンルを横断した唯一無二の表現者たちが描く平面・立体作品と、彼らの作品を忠実に立体化したアートピースが一堂に会する機会となります。

夏の始まりの渋谷で、是非本展を楽しんでいただけましたら幸いです。

 

▢販売について

展示作品・アートピースは、会場およびアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売します。

 

ギャラリー販売期間|2024年7月19日(金)〜29日(月)

オンライン販売期間|2024年7月20日(土)16:00〜

URL|https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733

 

※展示作品のオンライン公開は、会場販売開始後となるため、公開時点で売り切れの場合がございます。予めご了承ください。

※一部の作品・アートピースは会場限定販売となります。オンラインでは販売いたしません。

 

▢展覧会概要

「VINYLS exhibition」

アーティスト|ANZ、井上裕起、umao、Yeka Haski、ESOW、沖冲.、小倉ゆい、神出謙、Kamerian.、Keeenue、シモダヨウジ、デハラユキノリ、とろろ園、波磨茜也香、ミック・イタヤ、モニョチタポミチ

企画|VINYLS

会場|OIL by 美術手帖ギャラリー

会期|2024年7月19日(金)〜29日(月)※会期中無休

開場時間|11:00〜21:00

入場|無料

主催|OIL by 美術手帖ギャラリー

お問い合わせ| oil_gallery@ccc.co.jp

Artist Profile

ANZ/井上裕起/umao/Yeka Haski/ESOW/沖冲./小倉ゆい/神出謙/Kamerian./Keeenue/シモダヨウジ/デハラユキノリ/とろろ園/波磨茜也香/ミック・イタヤ/モニョチタポミチ

ANZ アンズ

東京都出身。桑沢デザイン研究所卒。2006〜19年にクリエイティブユニットAtelieR odeco(アトリエオデコ)としてハンドメイドのぬいぐるみ、アクセサリーなどをデザイン、制作。その他にも企業キャラクター、グッズデザイン、アートピアノの制作など様々な場で活動。近年は主に謎の島「ライスボールアイランド」に暮らすふしぎな住人たちの世界を絵画や様々なプロダクトへと拡大中。2020年にケンエレファント、中空工房によるソフビブランド「VINYLS」より自身初のソフビをリリース。2021年に印章メーカー、サンビーとのコラボスタンプ発売。

井上裕起 Yuki Inoue

現代美術家。国内外での個展、グループ展、アートフェアへの参加など多数。2002年より一貫して、サラマンダー(山椒魚)をモチーフに作品を制作。「進化」というコンセプトのもと、歴史や社会問題など様々なテーマを、そのコミカルかつユーモラスな姿とは裏腹に、シニカルな視線で俯瞰的に問いかける。近年は作品の発表のみにとどまらす、アートグッズを制作するなど活動の場を広げている。

umao ウマオ

東京在住、京都精華大学デザイン学部卒業。2016年よりイラストレーターとして、書籍や広告、webなどの媒体で活動。クライアントワークの他にも精力的に作品制作や個展などの展示も開催。動物と青色が好き。

Yeka Haski エカ・ハスキ

東京在住のビジュアルアーティスト。Yekaの芸術世界の中心には"Michi"という不思議なウサギのような少年がいる。"Michi"は単なるキャラクターではなく、空想の友達、恐れを知らない案内人、献身的な仲間の役割を体現している。彼はYekaの情熱、夢、そして生きてきた経験からインスピレーションを得た絵画の中を旅する勇敢な探検家である。各国でのアート展のほか、Google Japan、IKEA、Adobe Japan、フジテレビ、六本木 蔦屋書店、Junko Koshino、Reebokなどの企業とコラボレーションを行っている。

ESOW

1972年東京生まれ。13歳でスケートボードに乗り出し、17歳で渡米。グラフィティに出会い、自らのルーツでもある江戸の粋に影響を受けた独自のスタイルを生み出す。浅草を拠点に国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでも長年注目を集め続けている。表現の媒体は紙、壁、材木、立体など、幅広く柔軟。また、様々なブランドや企業とコラボレートしている。日本のスケートカルチャーにおけるパイオニア集団「T19」、グラフィティ史に功績を刻んだ「大図実験」のメンバーでもあった。浅草地下街のアトリエ兼ショップ・ギャラリー「フウライ堂」を経て、2019年より浅草に設立した新たなアトリエを拠点として精力的に制作を続けている。

沖冲. oki-chu.

1979年生まれ。 無意識のオートマティスム(自動筆記)によって描き重ねた図像から、その向こう側に視えるカラフルでユーモラスな脳内ユニヴァースを描き出す、絵描き。また、太田素子と共に『mograg gallery』を経営し、面白いアーティストたちと共に“今”のアートを楽しむアティチュードとして、“日本のロウブロウ・アート”を提案している。

小倉ゆい Yui Ogura

現在に至るまでに体験し影響を受けた様々な事柄を経て「視覚で触る」「日常生活の中に見つける感情」をテーマに絵画を制作。それらのテーマが自身の原始を求め制作することにつながっている。

神出謙 Ken Kamide

1997年生まれ。兵庫県神戸市出身。2018年東京藝術大学美術学部デザイン科に進学。幼少期に遊んだおもちゃやコミックなどのアメリカンポップデザインに影響を受けたカラフルでデコラティブな作品を主に制作。2022年の卒業制作展では、無駄の豊かさを楽しむカニむき機『クラブクラッシャー』を制作。2022年東京藝術大学大学院に進学。現在デザイン科第7研究室に在学中。

Kamerian. カメリアン

1990年生まれ。グラフィックアーティストとして国内外で活躍。タトゥーアートやアニメーション、漫画などから影響を受ける。よく知られた寓話や大衆文化をモチーフに、欧米アニメを彷彿とさせるような強い輪郭線と色彩でメルヘンチックかつ倒錯的な世界観を作り上げる。狂想曲のようなポップな作風に性や暴力などの背徳的表現を盛り込むことで、寓話や大衆文化が本来的にもっている暗部を露呈させる。テーマは「幼稚で暴力的」。

Keeenue  キーニュ

1992年神奈川県藤沢市出身、現在鎌倉在住のアーティスト。壁画制作、ペインティングや立体作品の発表、アートワーク提供など多岐にわたる活動を展開。具象でありながら抽象絵画のような独創的で鮮やかな世界観は多くの人々に支持され、これまでにアメリカ、台湾、イギリスなど様々な国で作品を発表。またNike、Facebook、SHAKE SHACKなど数多くのコラボレーションも手掛け注目を集める。主な個展に「ODD ONE OUT」(HARUKAITO by island/2021)、「Story in Story」(hpgrp GALLERY TOKYO/2019)、主なグループ展やプロジェクトに「PROJECT ATAMI」(2022)、「GREENROOM FESTIVAL'21」(2021)、「pop&street -AN ANNUAL」(WAG GALLERY/2021)など。

シモダヨウジ Yozi Shimoda

絵描き/万物を溶かす漢。幼児期、液体の流れ方(鼻血)に興味を持ったのを皮切りに制作活動開始。これまでジャンルレスに様々なアーティスト・大型音楽フェスに作品を提供し、会 場でのライブペイントを制作。現在はイラストレーション・アクリル画などのART作品制作を中心に、自身のブランド『INC NOXXX SCREAMING』では様子のおかしい様々なオリジナルアイテムを展開中。

デハラユキノリ Dehara Yukinori

1974年高知県カツオ生まれ、ビール育ち。年間制作フィギュア約400体、400リットル。東京を拠点にフィギュアイラストレーターとして活動。ナイキ、NEC、タワーレコード、アシックスヨーロッパなどの広告を手がける一方、作家として年間5〜6回のペースで個展を行い、東京をはじめ台湾、香港、韓国、上海、パリ、N Y、L Aなどで新作を発表。著書に 作品集「DEHARA」、写真集「サトシ君のリストライフ」、絵本に「お野菜戦争」がある。「きのこの山」キャラクターきの山さんデザイン、いきものががりベスト盤「いきものばかり」のジャケット、高知の「おとどちゃん」「べろべろの神様」などを手がけている。

とろろ園 Tororoen

友沢こたお+友沢ミミヨ、2019年に結成されたDNAアートユニット。むっちりとしたミミヨ原案を、油絵でねっちりとこたおが仕上げます。

友沢こたお Kotao Tomozawa/画家。1999年フランス・ボルドー生まれ。スライム状の物質と有機的なモチーフが絡み合う独特な人物画を描く。

友沢ミミヨ Mimiyo Tomozawa/漫画、イラスト。Jim O'Rourke「Eureka」ジャケットイラスト、中野ブロードウェイ「タコシェ」看板等。

波磨茜也香 Ayaka Hama

美術家。多摩美術大学絵画学科油画専攻卒。少女をモチーフにした作品を中心に制作。現在、自身が発見、感動したモノ・コトや持病(大した事無い)等をテーマに制作中。

ミック・イタヤ Mic*Itaya

多摩美術大学卒。ビジュアルアーティストでありデザイナー。天使や女神たちを流麗な線で描き、太陽や星の煌めきを愛するロマン主義者。幼少時より、絵がマルコス大統領イメルダ夫人の目に留まり献上されるなど才能を発揮。美大学在学中に、 絵やデザイン、ファッション、音楽の仕事を開始、発行したカセットマガジンTRAは NY近代美術館に永久保存される。近年ではアートや伝統工芸に関連した監修や制作も手掛ける。

モニョチタポミチ Monyochita Pomichi

お絵かきのプロフェッショナル。クールで気まま、ちょっとだけゴキゲンな女の子の絵を描く。数々の企業イラストを手がけ、その他、展示やイベントなどで精力的に活動中。