風景写真やインターネット上の画像、複数のイメージをレイヤーとして重ねた風景画、そこから派生したセラミックの立体作品を制作する栁澤貴彦。自身の手でコントロールしながら進めていける風景画を制作する一方で、セラミック作品においては、自分では制御できない釉薬による作品の表情を「景色」として捉えています。
本展は、10月19日まで東葛西1-11-6 A倉庫で開催された個展の巡回展。「ここにはない景色」という意味を込め、PhantomとScapeを掛け合わせた造語「Phantascape」と題し、さまざまなイメージを還元して「景色」に戻すことを試みます。
■販売について
作品は、10月31日(金)11時より、店頭とアートのECプラットフォーム「OIL」にて販売開始。特集記事とあわせてお楽しみください。
特集記事URL:https://oil.bijutsutecho.com/special/358
オンライン販売URL:https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733
※10月31日(金)11:00公開
Artist Profile
栁澤貴彦
1987年神奈川県生まれ。2015年桑沢デザイン研究所卒業。現在は、東京を拠点に作品を制作。主な個展に、「Pantascape」(東葛西1-11-6 A倉庫、東京、2025)、「Phantactal」(SOM GALLERY、東京、2025)、「INSIDE AND OUT」(スタジオ35分、東京、2022)、グループ展に、「INTERVERSE」(SOM GALLERY、東京、2023)、「FACE展2023」(SOMPO美術館、東京、2023)、「四次元を探しにダリから現代へ-」(諸橋近代美術館、福島、2019)など。「FACE展2023」藪前知子審査員特別賞受賞。



