河合真里

some sea / air

2026.3.20 〜 2026.4.12

■概要
河合真里はこれまで、果物や器、架空の化石、手足を思わせる不思議な物体など静物を主題に、重なりや透過を意識した柔らかな色彩と中間色の作品を発表してきました。長く続けたシリーズを経て、より広いモチーフへと視線を向けるなか、2023年に参加した伊豆でのレジデンスで毎日海と向き合う時間が生まれ、目にした風景を自然に絵にしたいと思うようになります。その後も沖縄や淡路島など取材を目的とした旅を重ね、体験や記憶の中から立ち上がる景色を描き続けてきました。
本展では、海辺の水や砂浜、飛行機の窓からの眺めなどを手がかりに、現実の再現性と、色面へと置き換えられる抽象性のはざまを探る風景画を展観します。淡く柔らかな色調で描かれた風景は、見る人それぞれの心象風景に重なり、記憶や郷愁、憧れや希望をそっと呼び起こすかもしれません。静物から風景へと展開してきた河合真里の新たな表現を、ぜひ会場でご覧ください。
 

■アーティスト・ステートメント

絵の具で塗られた⾊⾯が広がっている
⻘⾊は⽔⾯や⼤気に、⽩⾊は雲や波打ち際のように
⾊彩は⾒る⼈の記憶に直接触れ、その⼈の海、その時の空をこの場に作り出す
河合真里

 

■作品販売について

店頭販売|3月20日(金・祝)~4月12日(日)
オンライン販売(OIL)|3月30日(月)16:00~4月12日(日)20:00
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/733
※オンライン公開は、会場販売開始後となるため、公開時点で売り切れの場合があります。
※日時は変更となる可能性がございます。

Artist Profile

河合真里

2012年 武蔵野美術⼤学⼤学院造形研究科美術専攻油絵コース 修了。東京都在住。
重なりや透過によって⽣まれる関係性に関⼼を持ち、有機的な形態と柔らかな中間⾊による油絵を制
作している。近年は⾵景の再現と抽象のあわいを主題としている。
主な個展に、2026年「among them」 GALLERY ROOM‧A(東京)、2015年「project N 59 河合真
⾥」 東京オペラシティアートギャラリー(東京)、2013年「TWS-Emerging 2013」 トーキョーワン
ダーサイト本郷(東京)。主な受賞に、2022年 KAIKA AWARD TOKYO 2022 ⼩⼭登美夫賞、2012年
トーキョーワンダーウォール公募 2012 準⼤賞

EVENT

オープニングレセプション

3月20 日(金・祝)19:00〜20:30
会場|OIL by 美術手帖ギャラリー
作家も在廊予定です。予約不要・入場無料。