【NEWS】OIL by 美術手帖ギャラリー|関連アーティスト情報

2021年7月9日

OIL by 美術手帖ギャラリーで展覧会を開催したアーティストが、この夏に参加する展覧会をご紹介します。


芸術祭「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」

今年6月、OIL by 美術手帖で開催された個展「YES NO」も記憶に新しい、北九州のアーティストBABUが参加する芸術祭「北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs」。SDGsのモデル都市に選ばれた北九州市を舞台に、本祭には南條史生(森美術館 現特別顧問)をディレクターに迎え、7ヶ所の会場でおよそ30組の現代アーティストによる多様な作品を展示する。

北九州未来創造芸術祭 ART for SDGs
会期:2021年4月29日~7月11日(会場によって異なる)
会場:東田大通り公園、いのちのたび博物館、東田第一高炉跡、北九州イノベーションギャラリー、北九州市環境ミュージアム、北九州市立美術館(本館)、スペースワールド駅前改札広場
住所:福岡県北九州市八幡東区東田2
開館時間:会場によって異なる ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
URL:https://art-sdgs.jp

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中村桃子「水浴 -Batihng」

装画、雑誌、音楽、アパレルブランドのテキスタイルなどを手がける注目のイラストレーター中村桃子の個展「水浴 -Bathing」が阿佐ヶ谷のギャラリーVOIDで開催中。”水浴(みずあび)”と題された本展では、無表情ながらもどこか楽しげな女性たちを、それぞれ独自の色彩で描いた新作を発表。中村は、2020年にOIL by 美術手帖ギャラリーで開催されたリソグラフのグループ展「RISO IS IT」に参加。

中村桃子 個展「水浴 -Batihng」
会期:2021年7月1日~7月18日
会場:VOID
住所:東京都杉並区阿佐谷北1-28-8 芙蓉コーポ102
開館時間:13:00〜19:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:月
URL:http://void2014.jp/

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高木耕一郎「UN NUEVO PODER」

動物や擬人化されたモチーフを刺繍で表現した作品が印象的な、アーティスト高木耕一郎の京都で初となる個展が藤井大丸のセブンギャラリーで開催。高木は、サンフランシスコのアートスクールで様々な素材を学び、しばらくニューヨークを制作拠点にした後、帰国。現在は東京を拠点に刺繍やコラージュ・ペインティング・ステンシルといった手法で、擬人化した動物をモチーフ表現を続けている。

高木耕一郎「UN NUEVO PODER」
会期:2021年6月26日~7月22日
会場: 7 gallery(藤井大丸7階)
住所:京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町605番地
開館時間:10:30〜19:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:無休
URL:http://www.koichirotakagi.com/news.html
https://www.instagram.com/7_gallery_fujiidaimaru/

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Shohei Takasaki「Dinosaur head, Lightning, Grid」

恵比寿のNADiff Galleryにて、Shohei Takasakiの作品集『Where Is Everybody』の刊行を記念した展覧会「Dinosaur head, Lightning, Grid」が開催。ペインティングを中心に、ドローイング、立体作品などを国内外で発表するアーティストのShohei Takasaki。今回のアートブックには、アメリカと日本に暮らした2018年~21年に制作された作品を収録。展覧会では、新刊収録作品を含む新作の展示とともに、Takasakiの表現のテーマでもある、比較や矛盾が存在する空間が出現する。

Shohei Takasaki「Dinosaur head, Lightning, Grid」
会期:2021年7月2日~7月25日
会場:NADiff a/p/a/r/t
住所:東京都渋谷区恵比寿1-18-4
開館時間:13:00~19:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:月、火、水
URL:http://www.nadiff.com/?p=23911

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エマージング・アーティスト展

『美術⼿帖』2021年2⽉号「ニューカマー・アーティスト100」特集に掲載された100組のアーティストの中から、同店がセレクトした総勢19名の作品を発表する「エマージング・アーティスト展」。音楽を聴き浮かんだ情景を五線譜上に描く「Score drawing」で知られる小林紗織らが出品している。譜面のうえで色やかたちが流れるように変化するドローイングによって、音の視覚表現を試みているという小林の作品は、繊細さと大胆さを持ち、見るものを魅了する。漫画家としても活躍する小林だが、若手の現代美術家としても破竹の勢いを見せている。

エマージング・アーティスト展
会期:[Part 1]2021年7月3日~7月11日、[Part 2]2021年7月14日~7月21日
会場:銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM
住所:東京都中央区銀座6-10-1 GINAZA SIX 6F
開館時間:銀座 蔦屋書店のウェブサイトにて案内
休館日:7月12日、13日
URL:https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/20669-1548190617

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KINJO「PEDDLER」

沖縄にルーツを持ち、スケートカルチャーや日本に影響するアメリカ文化を題材に絵画や彫刻、パフォーマンスを発表するKINJO。ストリートアーティストとしても国内外から注目されるKINJOの個展が、大阪のアパレルショップ・ギャラリーMarcoで7月30日まで開催されている。本展では、KINJOの代表的モチーフであるシリアルパッケージを描いた作品や、ドローイングを発表。これからさらなる活躍が期待される若手アーティストの最新作を目撃することができる。

KINJO「PEDDLER」
会期:2021年7月1日〜7月31日
会場:Arts & Chlothes Marco
住所:大阪市中央区南船場4-12-25 竹本ビル3F / 4F
開館時間:12:00〜19:00
休館日:無休
URL:https://www.instagram.com/marco.co.ltd/

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酒井智也展/現代作家茶碗特集

若手陶芸家として注目を集める酒井智也。ロクロを用いた技法により作陶される酒井の陶器は、鮮やかな色彩と、不思議な生き物のようなユニークな形が特徴。OIL by 美術手帖ギャラリーで今年2月に開催した「仮想世代陶芸 Virtual generation pottery」展はじめ、年々活躍の場を広げている。そんな酒井の参加する展覧会が、この夏、複数開催される。7月17日からは、現代工芸や現代美術を扱う愛知県江南市のギャラリー数寄で個展が開催。8月4日からは、日本橋三越にてグループ展に参加。現代陶芸と現代美術をゆるやかに行き来する酒井の最新作に注目だ。

酒井智也展
会期:2021年7月17日~8月1日
会場:ギャラリー数寄
住所:愛知県江南市高屋町清水105番地
開館時間:10:00~18:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:月、火
URL:http://www.gallerysuki.com/

現代作家茶碗特集
会期:2021年8月4日~8月17日
会場:日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
開館時間:10:00~19:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:無休
URL:https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews0161.html

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DELTA Exhibition

2020年夏に初めて開催され話題となったアートフェア「DELTA Experiment」。今年は昨年に続き大阪のTEZUKAYAMA GALLERYを会場に、展覧会形式で開催。既存のアートフェアとは異なる視点でギャラリー、アーティスト、コレクターを繋ぐ新たな「場」の創造を目的に、東京・大阪・京都から先鋭的な企画展やアーティストを発信している7軒のギャラリーがアーティストを厳選した。出展作家は、松村咲希(DMOARTS)、香月恵介(EUKARYOTE)、彦坂敏昭(FINCH ARTS)、やんツー(FL田SH)、永井天陽(HARMAS GALLERY)、金光男、宮田雪乃(2名ともにLEESAYA)大江慶之(TEZUKAYAMA GALLERY)。

DELTA Exhibition
会期:2021年7月2日~7月31日
会場:TEZUKAYAMA GALLERY
住所:大阪府大阪市西区南堀江1-19-27 山崎ビル2F
開館時間:12:00~19:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:日、月、祝
URL:http://tezukayama-g.com

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玉山拓郎「Anything will slip off / If cut diagonally」

日用品や家具などのファウンド・オブジェクトを用い制作したスカルプチャーや、映像作品を空間に配置し、鮮烈な照明灯によって絵画的空間を作り出す、新進気鋭のアーティスト玉山拓郎の個展が、7月17日から開催。初の大規模な個展となる本展「Anything will slip off / If cut diagonally」は、空間構成を試験的にネット上で行ったプラン展示「When I was born when I was born」と、パラレルに観ることができる、現実空間=ギャラリーでの展覧会となる。

玉山拓郎 個展「Anything will slip off / If cut diagonally」
会期:2021年7月17日~8月14日
会場:ANOMALY
住所:東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex 4F
開館時間:12:00~18:00(金曜は〜20:00) ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:日、月、祝
URL:http://anomalytokyo.com/

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花代「花代の世界 地下活動半世紀」

自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこれらに音楽・立体表現を加えたインスタレーション、前衛的なパフォーマンスなど、領域横断的な制作活動を国内外で展開し、独自の表現を追求してきた花代。作家の30年の足跡を振り返る、現時点の集大成となる展覧会がこの秋、日本橋三越本店で開催される。

花代 個展「花代の世界 地下活動半世紀」
会期:2021年9月15日~9月27日
会場:日本橋三越本店 本館6階 コンテンポラリーギャラリー
開館時間:10:00~19:00(最終日は17:00まで) ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:無休
URL:https://www.mistore.jp/store/nihombashi/shops/art/art/shopnews_list/shopnews034.html

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横山裕一「『実施しろ』『何をだ』 比治山公園編」/Vacation/CULTURE GATE to JAPAN


その独創的な作品が「ネオ漫画」 と称され、様々な分野から注目を集める横山裕一の作品を、この夏さまざまな形で目撃することができる。現在休館中の広島市現代美術館が仕掛けるのは、美術館のある比治山公園に点在する看板や工事のための通行止めフェンスなどに登場する横山の作品。比治山公園編では広島や美術館の建物をテーマにした作品のほか、鶴の飛来、貝塚といった比治山の歴史にちなんだ新作が展示されている。7月17日〜8月21日には、GALLERY VACANCY(上海)でのグループ展「Vacation」に参加。また、関西国際空港 第1ターミナルビルでは、吹き抜け通路上で漫画やセリフを楽しむことができる。

横山裕一「実施しろ」「何をだ」 比治山公園編
会期:2021年5月1日~2022年3月頃
会場:比治山公園内各所(広島市南区比治山公園)
住所:広島県広島市南区比治山公園1-1
休館日:無休
※広島市現代美術館は現在休館中
URL:https://renovation2023.hiroshima-moca.jp/

Vacation
会期:2021年9月11日~10月23日
会場:VACANCY
住所:5F, No. 660, Sichuan Middle Rd. Huangpu Dist., 200002 Shanghai

開館時間:10:00~18:00 ※最新情報は公式ウェブサイトにて要確認
休館日:日、月、祝
URL:https://www.galleryvacancy.com/

CULTURE GATE to JAPAN
会期:2021年3月20日~2022年5月頃
会場:関西国際空港 第1ターミナルビル2階キャニオンブリッジ(吹き抜け通路)
参加アーティスト:五十嵐大介、漆原友紀、雁須磨子、里中満智子、せきねゆき、安彦良和、山田芳裕、横山裕一(五十音順)
URL:https://culture-gate.jp/ja

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京都府域展開アートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都− 想像力という〈資本〉」

京都府の6つの市町を舞台に、9月から開催されるアートフェスティバル「ALTERNATIVE KYOTO−もうひとつの京都− 想像力という〈資本〉」。今年度は「想像力を持つアートが新たな資本として、来るべき社会を変えて行く可能性」をテーマに開催される。地域文化と先端技術を組み合わせたデジタルアートによる空間演出や、地域文化資源発信型のアーティスト・イン・レジデンスを活用した現代アート作品展示によって、地域の文化資源の魅力を引き出すことを目的とした本フェスティバル。石毛健太、SIDE CORE、BIENのほか、池田亮司、ヒスロム、ヤノベケンジ、山中suplexらが参加する。

ALTERNATIVE KYOTO─もうひとつの京都─想像力という〈資本〉
会期:2021年9月24日~11月7日 ※エリアごとに開催期間が異なる
会場:京丹後市/宮津市/与謝野町/福知山市/南丹市/八幡市
URL:https://alternative-kyoto.jp/

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